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労働保険番号【検索・調べ方・とは・被一括事業場番号とは・基幹番号・枝番号・ない・11桁】
労働保険番号とは何かご存知ですか?
今回、初めて聞いた方も多かったでしょう。
かくいう私もついさっきまで知りませんでした。
労働保険番号とは、国が特別加入団体に対してつけている番号です。
特別加入団体の登録番号なので、個人に関係する番号ではありません。
同じ団体に属していれば、その加入者全員が同じ労働保険番号を持っているということになります。
あくまで団体に付与された番号という点に注意しましょう。
業者自体につけられる番号ではないのです。
労働保険番号がわからない!調べ方はどうする?
労働保険番号がわからなくなった時、簡単に検索できればいいですね。
団体の労働保険番号がわからないといった問合せは、よくあるんです。
もしわからない場合、調べ方としては、労働基準監督署に問い合わせると早いです。
被一括事業場番号とは?
労働保険番号に関連した言葉に、「被一括事業場番号」があります。
被一括事業場番号とは、複数の事業所を持つ企業が、一括手続きする時に振られる整理番号です。
労働基準監督署にも、その整理番号がいきます。会社側でも、被一括事業場番号の控えを一部保管しておけるでしょう。
基幹番号って何?
労働保険番号は、さまざまな番号から成り立っている番号です。
労働保険番号の中には、基幹番号も含まれています。
- 都道府県
- 管轄
- 基幹番号
- 枝番号
- 所掌
労働保険番号は上記の番号を含め、全部で14桁で成り立っています。
もし労働保険番号の基幹番号の末尾が0だった場合、一般事業所の労働保険番号になります。
基幹番号の末尾が2だった場合、建設業などの二元適用事業所の雇用保険にあてはまる番号です。
4、5の場合でもまた内容が変わってきます。
雇用保険 被保険者番号について
雇用保険 被保険者番号は、11桁の数字で成り立つ番号です。
雇用保険に入っている個人一人ひとりに割り当てられています。
退職や転職をしたとしても、基本的に雇用保険の番号は変わりません。
雇用保険 被保険者番号の調べ方
雇用保険 被保険者番号を控えいたはずの紙がない!
と、焦ることってありますね。
もし自分で雇用保険 被保険者番号がわからなくなった場合、どのように調べればわかるでしょうか。
簡単な方法としては、雇用保険被保険者証や、離職票の記載を見ることです。
11桁の数字があるでしょう。
同じ11桁の番号で事業所番号も出ているので紛らわしいですが、被保険者番号とは異なるので気を付けましょうね。
継続事業の一括を受けるための条件
事業所を複数持っている企業は、全部の事業所を一括して継続する手続きができます。
しかしそれには、労働局長に認められなければなりません。
申請しても、条件をクリアしていなければ継続事業の一括は受けられません。
まず、継続事業であることは大前提ですね。
ほかにも下記のような条件があります。
・それぞれの事業が、労災保険、種類も同一
・それぞれの事業は、保険関係区分上同一になっている
・指定事業と被一括事業の事業主が同じ
・それぞれの事業の保険関係が成り立っている
条件といっても、そこまで厳しい条件ではありません。
企業が事業を継続していることが正しいなら、わざわざ手続きせずにもクリアしている条件でしょう。
終わりに
いかがでしたか?
少し専門的な話で、よくわからなかったかもしれません。
労働保険番号とはややこしくて難しく感じますが、個人の番号ではなく、企業に関係する番号です。
事業主であれば知っておいたほうがいい番号なので、確認しておきましょうね!