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金銭消費貸借契約書【雛形・無料・ひな形・テンプレート・親子間・利率・利息・親族間】
金銭消費貸借契約書とは、借主が将来一定の利息で返済することを約束し、貸主からお金を借りる契約です。
消費者金融からお金を借りる時も、金銭消費貸借契約書を締結するでしょう。
住宅ローンを組む時、銀行と契約するのも金銭消費貸借契約書なんです。
名称は「住宅ローン契約」など簡単になっていますが、中身は金銭消費貸借契約書と同じです。
金銭消費貸借契約書には、金利のタイプや借入金額、返済期間など、細かい項目が記載されています。
まとめてみると、次のような項目を金銭消費貸借契約書に記載するようになります。
- 滞納した場合の対応
- 繰り上げ返済の手続き
- 手数料
- 金利
- 借入金額
- 返済期間
- 利息
金銭消費貸借契約書には2つあります。
銀行と契約者本人が一つずつ保管します。
契約書に貼る収入印紙税は、銀行と契約者が負担します。
金銭消費貸借契約書のひな形がダウンロードできる!
webサイトには、金銭消費貸借契約書のひな形を配布しているサイトがあります。
金銭消費貸借契約書を作成する時、自分一人で一から作成しようとすると、膨大な手間がかかります。
雛形があったほうがやはり作業は早いですね。
そこで、こちらのサイトからテンプレートをダウンロードするといいでしょう。
https://www.bizocean.jp/doc/category/137/
上のリンクにアクセスすれば、金銭消費貸借契約書の書式やテンプレート、書き方が
わかります。
親子間でも金銭消費貸借契約書は必要なの?
親子でもお金の貸し借りが発生することはあるでしょう。
そのようなケースでも、金銭消費貸借契約書は必要でしょうか?
結論からいえば、必須ではないものの、親子間で金銭消費貸借契約書を交わすケースはあります。
なぜなら金銭消費貸借契約書は、銀行や会社相手の取引の時に使われるものではないからです。
友人や親子間、兄弟、親族間でも金銭消費貸借契約書が出てくるシーンはあるでしょう。
例えば、家を購入するために親から2000万円借りた、親族に200万の借金があるといった場合も、金銭消費貸借契約書があると安心です。
金銭消費貸借契約書は個人間でも通用するのです。
子どもがマイホームを購入する時や結婚式を挙げる時は、親が進んでお金を払うことは多いでしょう。
しかし、親子間でのお金の貸し借りは、契約書なしにしていると、法律上「贈与」に
とられる場合があります。
贈与は税金の対象となるため、贈与税がとられるのです。
課税対象になってしまっては、税金を余分に払わなければなりません…。
当然、お金を受け取った子供のほうは、税金対象にされたくないでしょう。
言い方は悪いですが、お金をもらったらもらいっぱなしがいいはずです。
ですが、親族間、親子間で最も気を付けるべきなのは「贈与税」なのです。
税務署から「贈与」と判断された場合は、贈与税を支払うことになります。
親子間でも贈与税の対象にならない金銭がある?
とはいうものの、親子間でお金の貸し借りがあったからといって、すべてが「贈与」と判断されるわけではありません。
例えば
- 教育費として
- 生活費として
- その都度必要になる金員
の場合は、贈与税の対象に入らないでしょう。
しかし、
- 贈与されたお金を預金した
- 贈与されたお金で株式や不動産を買った
場合は贈与税がかかります。
終わりに
金銭消費貸借契約書は結局のところ、融資の契約です。
ローン契約や金消契約が金銭消費貸借契約書に含まれます。
利息と遅延損害金も金銭消費貸借契約書に記載しておきますが、その利率は勝手に決められません。
法律で決められているからです。