土地貸借契約書【様式・雛形・無料テンプレート・使用・の借用・の書き方・印紙税】
土地の賃借があれば契約書が必要です。
土地に関する契約書は土地貸借契約書だけでなく、全部で2種類あるんです。
- 土地貸借契約書
- 土地売買契約書
要するに、土地を買うのか、借りるのかによってどちらの契約書が必要か変わってくるんです。
土地貸借契約書は第三者に売り、買う時に必要です。
土地貸借契約書は、土地を第三者に貸す時に必要です。
例えば、その土地を駐車場として、温泉施設として貸す時など、土地貸借契約が発生します。
土地を利用して何かの施設、建物を建てる時には必ず必要でしょう。
ちなみに土地貸借契約書は土地の賃貸に関連する契約のため、物件は含まれません。
土地売買契約書には、物件が含まれます。
土地貸借契約書の作成が初めての場合や、慣れていない場合は専門家に相談し、土地貸借契約書を作成してもらうといいでしょう。
そのほか、ネットで無料で配布されているひな形を使うのもおすすめです。
土地貸借契約書の無料テンプレートは?
土地貸借契約書にはさまざまな様式があります。
自分でいちいち書式を作っていたのでは大変ですから、
ネットから無料テンプレートをダウンロードしましょう。
例えばこちら。
https://www.bizocean.jp/doc/detail/102329/
ワード形式の土地貸借契約書をダウンロードできます。
使った方からの評判もいいので、ぜひご参考にしてみてください。
こちらからもワード形式の土地貸借契約書をダウンロードできます。
https://www.otona-souzoku.com/template/search/tc_4/detail_99/
土地賃貸借契約書は、土地の貸し借りをする時はいつだって必要と認識して、問題ありません。
ただし、一般の人が作るより、専門家に任せたほうが漏れがないでしょう。
土地貸借契約書の書き方は?
土地貸借契約書には、次の項目を書いていきます。
- 管轄裁判所
- 土地の表示
- 敷金
- 家賃
- 契約の更新について
- 明け渡し
- 解約、解約金について
- 連帯保証人
- 賃貸借期間
- 事前承諾
土地貸借契約書は、土地を貸す側が、借主から賃料を支払ってもらうことを、明記した
契約書です。
貸し借りでも金銭が発生する場合が一般的です。
しかし、もし無料の借用という条件なら、土地貸借契約ではなく、使用貸借というまた別の契約になります。
土地貸借契約書の印紙税について
土地貸借契約書は印紙税がかかるのでしょうか。
結論からいうと、かかります。
土地や地上権の貸借については印紙税がかかってしまうんです。
これに対し、もし建物や施設、モノの貸し借りであれば不要です。
終わりに
土地貸借契約書は個人で勝手に作ってはいけない?
土地貸借契約書の無料テンプレートはネットのあちこちにあります。
しかし、土地貸借契約書は勝手に作っていいものではないんです。
確かに契約の自由といって、法律上でその自由は確保されているのですが…。
借地借家法や民法を考慮すると、そうは勝手に作れないのです。
法律についてよくわからない人が作成するのではなく、弁護士や司法書士に一度相談してから作るのがいいでしょう。
自分一人で作成するのではなく、専門家に作ってもらうのがおすすめです。
土地貸借契約書の効力を強くするためにも、相手も自分も実印を押しましょう。
印鑑証明書を添付して印鑑の有用性を実証しておくといいですよ。