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気付 使い方【送り先・差出人・宛名・ヤマト・送り状・封筒・意味・様・書き方・個人名】
送り状や封筒に、「気付」と書かれたものを見たことありませんか？
気付（きづけ）は、会社宛の手紙によく使われます。
しかしこの気付とは、どのような意味があるか知らない方も多いのでは？
私も気付を使うシーンがなかなかなかったのですが、社会人でも全然知りませんでした！
ここで気付の意味や、使い方をマスターしましょう！
気付（きづけ）の意味とは？
気付とは、郵便物を相手の住所に送らず、相手に関連している地点にあてて送る時に使います。
注意を促す表現でもあります。
気付の目的とは
先ほども説明しましたが、気付には注意を促す目的もあります。
書類などを送る時、相手の住所に直接送らないようにする注意です。
相手の個人宅に送らない場合は、職場や個人事務所など、相手が必ず立ち寄るところに届けることになります。
そのことを示すのに、「気付」という表現が使われます。
個人宅を知られたくない時に使うというよりは、一定の時間は家を留守にしていることが多い時、気付が役立ちます。
例えば出張でホテルに滞在することもあるでしょう。
そんな時、自宅よりホテルに送ってもらったほうが早く郵送物が届きますよね。
そういった時に、滞在中のホテルの住所を書き、「気付」とするのです。
配達員は「気付」を見れば、個人宅に直接送るのではなく、違う地点に送るのだなと気づきます。
気付の使い方
気付の意味を知っているのも重要ですが、気付の正しい使い方も知っておきましょう。
意外に知られていませんが、気付を使って宛名を書く時は、
ホテルや社名の後に気付をつけます。
そして開業してから名前を書きます。
・～会社～課 気付き
～様
・～ホテル フロント気付き
～様
尚、ホテルや会社に送ってもらうことも多いですが、あなたが間借りしている別の会社に送ってもらうことも可能です。
あるいはレンタルオフィスでもいいでしょう。
入院中であれば、病院宛に送り、「気付」を使うこともあります。
差出人に気付は書く？
差出人に気付は使いません。
ヤマト運輸気付にしてもいいの？
ヤマト運輸経由で送ってもらう予定の荷物を、自宅ではなくヤマト運輸の配送センターで受け取りたい時、気付にすることができます。
あなたはヤマト運輸の配送センターまで受け取りに行くようになります。
ちなみに英文レターにも気付の概念があります。
書き方はc/oです。
care ofの略です。
気付を使う時の封筒の宛名の書き方は？（英文メールの場合）
通常の手紙ですと、宛名、住所と続きますが、気付を意味するc/oは宛名と住所の間に明記されます。
- Ms. ○○←個人名
- C/O Hotel A←気付
- 123 Hamington Street←住所
- New York City. 10001←住所
- USA←住所
こういった感じです。
個人宛ではない場合は気付の書き方はどうなる？
郵便物が個人宅、個人宛ではなく、会社や部署宛の場合は御中を使います。
も個人名がわからず、ご担当者様宛にするならば、「様」を使います。
基本的なことですが、郵送先が個人宅なら「気付」は不要です。
その代わりに、「様方」を使うことになります。
「様方」というのは、個人宅に同居している人に郵送物を出す時にも使えます。
書き方は以下となります。
・～様方
～様
終わりに
気付の概念は英語圏にもあったのですね！
個人的に意外でした。
私はあまり気付を使うシーンがないのですが、もし使うとしたらかなり注意しなければ、間違ってしまいそうです。
頭が混乱しそうで紛らわしい使い方ですが、郵送物を送ることが多ければ、ぜひ覚えておきましょうね！
あなたが送る場合もそうですが、送ってもらう場合にも、知っておくと便利ですよ。