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個体識別番号【牛肉・検索サービス・ロット番号・携帯・表示義務・英語・スマホ】
個体識別番号とは、日本の狂牛病問題対策における、牛にあてられる番号です。
「個体番号」と略して呼ばれることもあります。
個体識別番号で国産牛肉の検索ができます。
個体識別番号があることで、調べたい国産牛肉の詳細が検索できます。
下記のcoopのサイトでは、個体識別番号検索のサービスを提供しています。
http://www3.miyagi.coop/traceability/kokubeef/miyagi/
国産の牛肉のラベルに記載されている番号を入力すれば、国産牛肉の誕生日、飼育地、
異動内容や種別が確認できるでしょう。
個体識別番号はたいてい10桁です。
ちなみに個体番号を英語で表現すると、individual identification numberとなります。
英語が示す通り、モノや人に対するパーソナルで固有の番号となります。
ロット番号から検索もできる
14桁のロット番号で検索する時も、上記のwebサイトが利用できます。
個体識別番号の下にスクロールしていくと、ロット番号の検索画面になります。
お客さんが買った商品のラベルには、ロット番号が印字されているでしょう。
個体識別番号が不明の時は、ロット番号から個体識別番号を検索するのも可能です。
ロット番号は14桁の数字です。
携帯電話の個体識別番号もある
個体識別番号は牛肉の情報に関わる番号ですが、携帯電話に関わる個体識別番号もあります。
携帯電話にも、1台ずつ「個体識別番号」が設定されているのです。
ほかの携帯電話と、個体識別番号がダブることもありません。
1台ずつ、唯一の個体識別番号がついています!
携帯電話の製造番号のようなものです。
公式サイトでは、一般的にidと呼ばれる端末のidを取得し、会員を区別しています。
ドコモ以外は公式サイトで使われるuidを取得でき、非公式サイトでも利用されています。
個体識別番号を取得できる機種は、ドコモやソフトバンクなどですが、パケット通信対応の機種以降から個体識別番号がつきます。
旧機種の場合は個体識別番号が獲得できないため、ありません。
個体識別番号は、使う携帯電話で端末idを通知する設定にしなければ、サイトにidを取得できません。
スマホにも個体識別番号がある?
アイリッジでは、スマホ向けのサービスを展開しています。その時便利なのが、端末を特定するための個体識別番号です。
個体識別番号は、idのようなものですね。
端末を識別するidとして、udidもありますね。
udidは、端末を一気に識別できます。複数のアプリで端末のユーザーを追跡できるのです。
ただしユーザーは自由にidを変更できず、現在は使えないため気を付けましょう。
個体識別番号は、デバイスidと呼ばれるものです。
- esn
- imei
- meid
ということもあります。
gsm端末なら、デバイスidを獲得できるでしょう。
しかし、デバイスidを取得するには、アプリにもパーミッションが必要です。
また、wifi用の端末のようなスマホにない端末では、デバイスidを取得できません。
一部の端末では、デバイスidを正常に取得できないのです。
また、iosでudidの取得が推奨されていません。
従って、デバイスidをudidのように使うのが好ましいかは意見が分かれます。
個体識別番号には表示義務がある?
もし個体識別番号に表示義務がなければ、企業は個体識別番号を載せる必要はありませんね。
ですが、平成16年12月から、個体識別番号は表示義務になりました。
そのため、もし個体識別番号の掲載を怠ると義務違反です。
義務のある企業は覚えておきたいですね。