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贈与契約書【料金・フォーマット・ひな形・ダウンロード・見本・証明・金銭・株式・現金・千葉銀行】
贈与契約書とは、税務署や第三者にもわかりやすいように、受贈者と贈与者が契約する書面のことです。
贈与契約書があると、確実に贈与がおこなわれた証明になります。
贈与契約書があると、税務署から突っ込まれるリスクが少なくなります。
リスク回避のためにも、ぜひ贈与契約書を作っておくことをおすすめします。
贈与契約書に記す事柄
贈与契約書には、下記の項目を加えます。
・贈与した日付
・贈与したもの(金銭、不動産、株など)
・贈与者と受贈者の名前、住所
・誰から誰に贈与したか?
このほか、印鑑が必要です。
尚、不動産を贈与する場合は200円の収入印紙が必要です。
贈与は現金のみではありません。
不動産や株式も立派な贈与になります。
不動産の購入には収入印紙が必要!
先ほどもご説明しましたが、不動産を贈与する場合は、贈与契約書の料金が200円かかります。
というのも、200円分の収入印紙を贈与契約書に貼るからです。
ただし、200円とは限りません。
不動産の契約料金によって印紙の金額が違います。
不動産の金額が高ければ高い程、200円では済まないでしょう。
ただ、贈与契約書に金額を記載しなければ、最低200円の収入印紙だけで済むのです。
贈与契約書のフォーマットにおすすめなのはこちら
贈与契約書のひな形は、ネットで見つけてダウンロードし、使うことができます。
https://www.zouyonosusume.net/format/
上記のリンクからは、wordのフォーマットがダウンロードできます。
印刷して使ったり、編集したりして使ってくださいね!
贈与契約書はパソコンで作るより自筆がいい?
wordのひな形を使って全部パソコンで贈与契約書を作るのは可能です。
しかし、本来なら自筆がおすすめなんです。
というのも、全部パソコンで作ると、本当に本人が
贈与契約書を作ったかの証明にならないからです。
第三者が贈与契約書を作ったかもしれないと、疑われてしまいます。
本人が作った契約書だと信じてもらうためにも、自筆にしておくのがいいでしょう。
そのため、wordのフォーマットをダウンロードしたら、wordで全部入力せず、印刷してから手書きで項目を埋めていくのがいいでしょう。
贈与契約書の見本
銀行でも、贈与契約書の見本を出しているところがあります。
例えばこちらは、千葉銀行で配布している贈与契約書の見本です。(pdfファイル)
https://www.chibabank.co.jp/kojin/saving/yen/kekkon_kosodate/pdf/application_001.pdf
贈与契約書に決まった様式はあるの?
ありません。
贈与契約書は、どのような形式で書いてもいいのです。
だからネットで無料配布されているフォーマットを、どれでも好きなを選んで使っていいのですね。
贈与契約書のひな形を使えば、たいてい必要な項目は列挙されているはずです。
あなたがその項目を埋めていけばいいだけです。
現金を贈与する場合は、いつ、誰が誰に、どのようにして贈与するかはもれなく書いていなければなりません。
怪しい贈与契約書にならないように注意するには
100%潔白な贈与契約書でも、贈与契約書の利用法によっては睨まれる恐れがあります。
突っ込まれるリスクを減らすためにも、下記に注意しましょう。
・連続して贈与する際は、金額を変える
・贈与した日をバラバラにする
・時々違う財産を贈与する
毎回同じ内容で贈与していたり、日付が同じだったりすると怪しまれるきっかけになります。
適宜変更し、バリエーション豊かにするといいでしょう。