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不動産売買契約書【エクセル・ひな形・ワード・個人・売却・必要書類・一覧・売主】
高額な不動産の売買契約では、「不動産売買契約書」が必須でしょう。
不動産を売却する時、買う時の必要書類です。
不動産には、土地や建物が含まれます。
まだ建物が建っていない土地もそうですし、マンションやアパート、ビルなども不動産です。
安く済むことがなく、たいていは高額でまとまった金額です。
不動産売買契約書を結んだあとも責任が伴います。
契約解除の項目も不動産売買契約書に記されているものの、実際に契約解除するのは難しく、できたとしても多額の解約金が発生する場合があります。
対象の不動産の内容や、契約条件、氏名、住所などを記すほか、契約者の双方が対等で、どちらも不利益を被らないようにします。
一般的に、不動産の売買は高額になります。
そのため、ほとんどの売買取引で「不動産売買契約書」が必要です。
不動産売買契約書で条件や内容を明文化することにより、将来のトラブルを防ぎます。
インターネットで不動産売買契約書のテンプレートをエクセルやワード、pdf形式ダウンロードし、使うこともできます。
不動産売買契約書のひな形はこちらです
ワード形式
https://www.bizocean.jp/doc/detail/515108/
https://www.bizocean.jp/doc/category/134/
不動産売買契約書に記載する内容
不動産売買契約書には、
- 取引する不動産の数量
- 不動産の用途
- 金額
- 支払い
- 引き渡し方法
- 瑕疵
- 補修
- 契約解除
- 交換
- 違反した際の罰則
などを書きます。
不動産の譲渡契約書となると、印紙税がかかるのでお気をつけください。
不動産売買契約書と同時におこなわれること
不動産売買契約書の締結の時と同時に、買主側の住宅ローンの審査や、物件の調査も入ります。
不動産売買契約書を締結する時は、宅地宅建取引士が、不動産の大切な事柄について重要事項説明書を発行し、ガイドしてくれます。
法律で義務になっているため、省略はできません。
実際に不動産売買契約書の締結をするには、一つひとつ契約内容を確認しながら締結するため、個人で勝手に読んで理解して、とはなりません。
不動産売買契約当日の必要書類
不動産売買契約をするには、売主も買主側も当日に立ち会わなければなりません。
売却する側と買う側とでは、当日の必要書類にも違いがあります。
一般的には、買主よりも売主のほうが持ち物は多いです。
それぞれの必要書類を一覧にすると、次のようになります。
【買主の必要書類】
- 印鑑
- 手付金
- 収入印紙
- 本人確認書類
- 仲介手数料の半金
【売主の必要書類】
- 実印
- 本人確認書類
- 管理規約・管理組合総会議事録など(マンションの場合)
- 仲介手数料の半金
- 固定資産税・都市計画税納税通知書
- 設備表
- 収入印紙
- 土地・建物登記済証(権利証)または登記識別情報
- 印鑑証明書
- 建築確認通知書・検査済証
- 測量図・建物図面・建築協定書
- 物件状況等報告書
私も不動産契約のシーンを見たことがありますが、買主側は必要書類が少ないです。
しかし売主側はたくさんあり、説明事項もいっぱいあるんです。
不動産契約を締結するのは、サクッと終わりません。
私の場合ですが、ほぼ半日かかりました。
説明を聞いている時間も長いです。
一つ一つ確認していき、問題や疑問点はないか確かめていきます。
あればその場で解決するのがいいのです。
いずれにしても、不動産売買契約書を結ぶ時はよく読み、内容を理解し、慎重に契約しなければなりませんね。
また、契約を結んでも解除するのは大変です。
高額な契約になるため、そう簡単に解除はできません。
自己都合で契約解除するのが難しいのは当然、違約金が発生するため気をつけましょう。