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キャリアアップ助成金【ダウンロード・正社員化・コース・提出書類・パンフレット・とは・人材開発支援・厚生労働省】
キャリアアップ助成金は、厚生労働省で出している制度です。
厚生労働省のホームページで、パンフレットも出しています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/part_haken/jigyounushi/career.html
キャリアアップ助成金とは何か
国ではさまざまな助成金制度がありますが、キャリアアップ助成金もその一つです。
キャリアアップ助成金を申請して認められれば、職場や従業員への教育訓練、処遇などの
取り組みに対し、受給できます。
それぞれ受給要件や期限があるので、気をつけましょう。
キャリアアップ助成金のうち、パートや派遣、正社員を雇用した時受給できる助成金です。
キャリアアップ助成金を受けられるのは、社員ではなく企業ということです。
キャリアアップ助成金の提出書類を出す時のポイント
キャリアアップ助成金を提出する時、間違えやすいことがあるので、下記でポイントを確認しておきましょう。
- 法令を遵守して提出すること
- 申請期間内に提出すること
- 事前にキャリアアップ助成金の申請をすること
- 半年以上雇用した後に転換すること
- 終業規則にならって、労働署宛に届け出ること
キャリアアップ助成金がすすめられる背景
パートやアルバイト雇用など、非正規社員のうち、約2割の人が正社員を希望しています。
しかし、そのような希望が叶わないケースは多いのです。
派遣については、約4割もの人が正社員を希望しています。
しかし正社員になれず、派遣として従事しているのです。
これらのギャップをなくすためにも、正規労働者の比率を高めたいと国は考えています。
そのための施策の一つが、キャリアアップ助成金です。
企業において、人材不足解消も重要な課題です。
今後はさまざまな業種で、人材不足の問題が増えてくるでしょう。
企業にとって、正社員雇用のシステムをもっと活発にし、人材確保はもちろん、優秀な人材の教育にも力を入れるべく、キャリアアップ助成金がすすめられます。
キャリアアップ助成金の対象にあてはまる労働者は?
- 半年以上継続しては働いている派遣、有期契約労働者、無期雇用労働者
- 正社員雇用が約束されていた有期労働者ではないこと
- 事業主が実施した有機実習型訓練を受講し、修了した有期契約労働者
雇っている労働者の性質によっては、キャリアアップ助成金の申請ができない場合があるので気をつけましょう。
キャリアアップ助成金の提出書類をダウンロードしたい時
厚生労働省のホームページから、キャリアアップ助成金の提出書類をダウンロードできます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000118801.html
キャリアアップ助成金の正社員化コースとは
キャリアアップ助成金と正社員化コースは、同じ意味です。
以前は正社員化コースのほか、人材育成コースや処遇改善コースがありました。
しかし平成29年に、正社員化コースに一本化されたのです。
助成金の金額も大幅に高くなりました!
これまで以上に、キャリアアップ助成金の価値が上がったのです。
キャリアアップ助成金の申請内容によっては、手続きに時間がかかる場合があります。
支給要件に不備や疑問がある場合、審査に協力的でない場合は受給できません。
不正受給をした事業主は、返還を求められます。
まとめ
キャリアアップ助成金とは、ザックリいえば人材開発支援、正社員化支援と考えるといいでしょう。