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賃金台帳【無料テンプレート・ひな形・簡単・ダウンロード・パート用・様式20号・記入例・役員報酬】
賃金台帳とは、事業所に置いておかなければならない法廷帳簿の一つです。
労働者の賃金やその計算の根拠となる事項を記した書類です。
従業員を雇っている会社であれば、経営者が賃金台帳をつけておく義務があります。
台帳といっても、最近はオンラインで台帳をつけている会社が多いです。
無料テンプレートを利用すれば、気軽に台帳がつけられるでしょう。
賃金台帳に書き込む項目は?
賃金台帳は、企業が従業員の給料や税金、手当の金額などを記す台帳です。
細かい項目を挙げると、次のようになります。
- 税金
- 基本給の金額
- 残業時間
- 休日手当
- 深夜労働の手当
- 労働日数
- 日付(何月分の給料なのか)
- 性別
- 労働者の名前
助成金の申請をする時、従業員全員分の賃金台帳を出す必要はありません。
助成金の申請対象者のみの賃金台帳を提出するのでOKです。
賃金台帳は給与明細とはちがうの?
上記の基本的な項目が記されているならば、給与明細でも賃金台帳の代わりになります。
ただし、普通の給与明細はたいてい上記の項目全部は記されていません。
そのため、別途賃金台帳が必要になるケースが多いのです。
賃金台帳の無料で使えるひな形はどれ?
賃金台帳を自分で一から作るのは面倒!という時でも、簡単に賃金台帳が作れる方法があります。
それは、賃金台帳の無料のひな形をダウンロードすることです。
おすすめの無料テンプレートのページは下記のリンクです。
賃金台帳のテンプレートが複数並んでいるため、お好きなものをダウンロードしましょう。
書き方の見本も掲載されているため、初めて賃金台帳を作る!というあなたにもおすすめです。
様式20号の賃金台帳とは?
様式第20号と呼ばれる賃金台帳があります。
様式20号のひな形は、下記のリンクからモ無料でダウンロード可能です。
https://www.rodo.co.jp/application/17793/
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/roudoujouken01/pdf/d.pdf
賃金台帳には役員報酬も記載するの?
基本的にはします。
役員は労働者に含まれるの?と疑問の方もいるでしょう。
実は、役員については「労働者」に含まれないのです!
しかしながら、賃金台帳を作成する時役員の記録もしておかなければなりません。
役員一人ひとりの氏名や役員報酬を書きます。
保険料の控除額がわかるようにするためにも、賃金台帳に役員の記録も載せておくのです。
年金事務所の調査でも、役員の賃金台帳の提出を求められるケースがあります。
賃金台帳の記入例やひな形があるサイト
https://www.bizocean.jp/doc/howto/113/
上記のページでは、賃金台帳の書き方や記入例を説明しています。
とてもわかりやすいので、まだよく賃金台帳についてわからないあなたは、ぜひ参考にしてみてください。
終わりに
賃金台帳は労働基準法108条で義務化されているため、つけなければ義務違反です。
パート用、派遣用、正社員用など、基本的にはどの労働形態であっても賃金台帳は必要です。
いざという時「つけてなかった!」とならないように、しっかり記録しておきましょうね。