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青色申告承認申請書【書き方・個人事業主・国税庁・法人・提出期限・ダウンロード・開業届】
確定申告書の種類に、青色申告承認申請書があります。
個人事業主や法人の方が、確定申告をする際に使える書式です。
白色申告と、青色申告があります。
ここでは、青色申告承認申請書について詳しく解説していきます。
- 青色申告承認申請書って何だろう?
- 私も青色申告承認申請したほうがいいの?
と迷っているあなたは、ぜひご参考にしてみてください。
青色申告承認申請書とは
青色申告承認申請書は、法人企業や個人事業主にとって、メリットがある場合があります。
ただし、青色申告承認申請書を提出するには、正しい手順や準備が必要です。
正しく提出しなければ、受理されません。
また、これまで白色申告だった人が、ある日突然青色申告承認申請書を提出というのはできません。
青色申告承認申請書はメリットが白色申告よりも多いですが、その分手続きにかかる手間がかかります。
白色申告より明らかに手続きが煩雑になります。
青色申告承認申請書のメリット
代表的なメリットは、特別控除です。
青色申告承認申告をした人だけが受けられる、特別な控除なんです。
正しい手続きで確定申告すれば、65万円もの控除が受けられます。
しかも、家族に支払っている給料を経費にしたり、3年間の赤字を繰り越したりもできるのです。
青色申告承認申請に必要なのは?
いざ青色申告承認申請をしよう!
白色申告から青色申告承認申請に切り替えよう!
とした場合、準備が必要です。
所得税の青色申告承認申請書を、管轄の税務署に提出するのです。
書類の書き方は難しくありません。
ネットから青色申告承認申請書のテンプレートをダウンロードすれば、印刷してすぐ使えるでしょう。
青色申告承認申請書は、税務署に行けば直接受け取れます。
そのほか、国税庁のwebサイトでも配布しています。
http://aoiro-soft.com/download-89.html
開業届が必須!
青色申告承認申請書を出して、青色申告をする際には開業届が必要です。
正式に個人事業、法人を始めたという届出で、この届出自体は簡単です。
税務署に直接行って、簡単な項目を書き込んで提出するだけです。
屋号を決めておくといいかもしれません。
屋号は、あなたの会社、お店の名前です。
ブランド名やメーカー名のようなものです。
任意で自由につけられますが、もともとある名前はいけません。
あまりかぶらない名前がいいでしょう。
尚、屋号は空欄でも開業届が出せます。
開業届があれば会社用の銀行口座が持てる
開業届を提出しても、今まで通り普通に仕事するのに変わりありません。
しかし今後青色申告ができますし、屋号の名義で仕事用の銀行口座が作れます。
そうすれば助成金などの支援も受けやすいのです。
個人事業主だと、仕事の口座と個人の口座を区別していない人も多いはずです。
しかし、個人の口座を仕事用にも使っていると、ゴチャマゼになってしまいませんか?自分で区別し、混乱しないならいいのですが、管理をスムーズにするなら区別したほうがおすすめです。
お金の流れを整理しやすいでしょう。
2020年は確定申告の提出期限が延長!
青色申告承認申請書を作成するには、オンラインだとしても多少は面倒です。
しかし、2020年2月27日から、国税庁から期限を延長する発表がありました!
新型コロナウイルスの影響ですね。
本来なら2020年3月14日まででしたが、2020年4月16日までに延長されたのです。
もちろん、もうこの提出期限もとっくに過ぎていますので、まだ出していないならペナルティが発生するかもしれません。
また、今年はコロナによる持続化給付金など、さまざまな支援政策が出ています。
その際にもたいてい、確定申告書類が必要になります。
今年出していなければ必要書類がそろわず申請できません。